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ようこそfour peas flowersのブログへ!

今年で6年目になるfour peasですが、ようやくオンラインショップを開くことができました。そこで、オープンを記念して改めて紹介を兼ねて自分のこと、お花のこと、ショップのことについて書くことにしました。

 まずは自分のこと・・・

Hello! four peas flowersのサトコと申します!

私は小学校1年生の時に父親の仕事でアメリカに行き、高校1年生になるまでニュージャージー州の小さな町で育ちました。大学では油絵を専攻し、大学を卒業してからはベンチャー企業で働いてそこで翻訳のお仕事に出会いました。23歳で長女を出産、24歳で離婚、30歳でフリーランス通翻訳者に転身、31歳で再婚・次女出産してから翌年に長男出産、2008年に杉並区から現在の藤野町に引っ越し、2012年に次男が生まれ、4人の子どものお母さんになりました。four peasの名前はそんな私の「4つのおマメちゃんたち」からきています。

 

フリーランスのお仕事をしながらの子育てはとにかく忙しく、毎日が光のような速さで過ぎていくのですが40歳を手前に「自分の手で何かを作りたい」という漠然な想いを抱くようになりました。そんなある日、インスタを見ていたらトラックの荷台いっぱいに積まれた色とりどりのダリアの写真に目を奪われました。見てみると投稿した人はFloretという、アメリカのワシントン州を拠点としている花農家さん。他の写真はどれも美しく、投稿を読んでいると「スローフラワー」というキーワードが何度も出てきました。

 

それまでお花は大好きだったけど、お店で売っているお花がどこでどのように育てられているのか考えたこともなかった私でしたが調べれば調べるほど奥が深く、どんどんスローフラワーの沼にハマっていきました。

 

スローフラワーとは「スローフード」と同じく、地域で育てられたサステナブルな花を地域で楽しむというコンセプトのものです。サステナブルな花がどんな花かというと、除草剤や化成肥料などを使わず、温室で燃料を燃やしたり電気などのエネルギーを使うことなく、遠い見知らぬ土地に空輸することなく、地球への負担を軽減しながら季節の花を本来の季節に育てる花卉栽培を指します。

 

田舎ライフに憧れて都内から引っ越してきた時から仕事の傍らで家庭菜園をやっていた私ですが、野菜をどんどん収穫してどんどん消費しないといけない季節が来るとそれがプレッシャーになり、憂鬱な気分にさえなってしまうこともありました。それに、近所には野菜を育てる名人がたくさんいるんだし、それだったら私は野菜ではなく花を育てて、地球に優しい花をいろんな人に届けられたらどんなに素晴らしいんだろう!頭の中の電球がONになった瞬間でした。

初めて育てたダリアと息子

 

そこからはとにかくスローフラワーの情報をネットからかき集め、本もたくさん読み、ダリアの球根を植えてみたり、できるところから始めました。2017年、私が勝手に「師匠」と呼んでフォローしていたFloret Flowersがオンラインワークショップを開催することを知りました。6週間に渡ってコンテンツが届くコースでは畑の計画からタネ植え、収穫、販売・・・花農家になるために必要なノウハウを全て教えてくれるというありがたい内容のもので、迷わず申し込みをしました。

2018年の出店風景。

2022年の出店風景。

オンラインワークショップを終えた私は早速花づくりに本格的に取り組み、最初の年は今の10分の1ぐらいの畑に何種類もの花を育て、咲いたお花を知り合いに送ったり、地元のイベントでひっそりと売ったりしました。花を受け取った時にパァーッと明るくなるいろんな人の顔を見て「やっぱりこれだ!」と思ったのを今でも覚えています。それから6年、お陰さまで畑は広くなってスタッフも加わり、いろんなイベントに出店してお客様も増えました。何年チャレンジしてもうまく育たない花があったり、新しい品種と出会ったり、台風が来たり、突然雪が降ったり、ぜんぜん雨が降らなかったり、逆にずっと降っていたり、花の仕事はどこまでも深く、広く、自然はどこまでも優しく、厳しく、投げ出しくなることもたくさんあるけれどもやっぱり楽しくてやめられません。

 

 

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